’08.9/23(火・祝)に、金沢市ゆめまちづくり活動支援事業の委託を受けた「金沢・古着くるくる大作戦」の第1弾、「古着もったいないフォーラム」を開催しました。 第一部は、福島県いわき市で1990年から古着リサイクル活動を続けておられるNPO法人ザ・ピープルの吉田恵美子理事長による基調講演。そのパワフルなお人柄と、間伐材で作った古着リサイクルBOXの設置や有償ボランティアによる回収システム、ウールの衣類を岡崎市の反毛フェルト工場に送ったり、熱圧縮機を導入して作ったリサイクルウールワタ「エコモコ君」の販売やフェルトクラフト体験など、コミュニティビジネスとして成立させている活動の様子をお聞きして、参加者一同大いに刺激を受けました。その後、古着グループ担当の北永久美子から金沢エコライフくらぶの活動報告がありました。 ティータイムの間、会場内のリメイクやリフォーム作品(金沢友の会からも協賛展示していただきました)の展示を見たり、作り方の質問などで交流しました。   第二部は吉田理事長、金沢市リサイクル推進課二又勉課長、青海万里子をパネリストに会場のみなさんと意見交換を行ないました。参加者からは「もっと市内のいろいろな所で気軽に古着のリサイクルができるように活動拠点を広げてほしい」という声が出され、二又課長からは「行政も後押しして進めたい」と力強いエールをいただきました。 吉田理事長からは「きめ細やかな古着の活用がエコライフくらぶの財産、でももっと自分たちの価値を高めていかなくては」温かくも厳しい叱咤激励をいただきました。これからもザ・ピープルさんと交流し、活動を学びながら、金沢の古着が資源として循環するしくみに育てていきたいと思っています。