3/7、昨年に引き続き金沢市立犀川小学校5年生の家庭科の授業に行ってきました。街なかから車で30分ほどなのですが、校下(金沢では校区のことをこう呼びます)にスーパーマーケットがない ため、教室で買い物体験をさせてほしい、との依頼です。 「金沢エコライフくらぶ」では集まった古着から、ぬいぐるみのオレンジやかぼちゃなどをリメイクして、環境にやさしい買い物について考える体験型の環境教育プログラムを作っています。今回の出前プログラムはごみとフードマイレージについて考える内容になっています。 班に分かれて「う~ん、しゃがいもは袋入りとばら売りどっちにする?」、電卓で計算しながら「アメリカ産のオレンジの方が和歌山産より安いよ」なんて相談しながら買い物をしているようすです。 これらの食材はすべて「古着もったいないぞうぼっくす」に持ち込まれた古着をリメイクして作ったぬいぐるみです。県内産スルメイカはダンス用ドレスとボタンと綿紐。じゃがいもはストッキング、アメリカンチェリーと山形産佐藤錦は毛糸ボンボンなど、メンバーの創意工夫でリアルな仕上がりになっています。 さすがにオーストラリア産と国内産の牛ステーキ肉はデジカメで撮影してプリントしたものをスポンジに貼りました。「こんな所に置いたら腐っちゃうよ」と心配してくださる方がいたり、「作り方を教えて」と依頼されたりと、思わぬ反響もあって楽しくなります。